関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名


◆署名期間:10月2日〜10月15日

◆呼びかけ団体:福井と関西、首都圏の17団体(末尾に団体名があります)

◆関電の原発マネー徹底究明と原子力からの撤退を求める緊急署名

https://forms.gle/vD3CHxycqYD17ueH9

関西電力株式会社社長 岩根茂樹 様

原子力規制委員会委員長 更田豊志 様

経済産業大臣 菅原一秀 様

要   請   事   項

◇関西電力宛:

金品受領の責任をとり、八木会長・岩根社長をはじめ受領した20名は辞任すること

稼働中の原発の運転を停止し、原子力からの撤退を表明すること

◇原子力規制委員会宛:

高浜1・2号、美浜3号の老朽炉対策工事等を中止させ、関西電力の全ての原発の審査

を中止すること。稼働中の原発の運転停止を命じること

◇経済産業省宛:

公正な第三者委員会で徹底調査し、結果を公表すること。関西電力の原発運転の資格

を取り消すこと

 関西電力の今回の黒い原発マネー事件について、私たちの怒りは収まりません。関

電の原発工事の発注から始まり、高浜町の下請企業、高浜町の元助役(関電子会社の

元顧問等)を通じて、3億2千万円もの金品が関電幹部に渡っていました。発注工事の

原資は電気料金であり、原発マネーの還流にもあたる前代未聞の醜悪な事件です。大

飯原発や美浜原発でも同様のことがないのか、深い闇の真相は未だ明らかになってい

ません。

関電は、福島原発事故の被災者や避難者の苦悩も顧みることなく、地元有力者との癒

着を深め、原発を推進してきたのです。そして、長期に渡ってこれらを隠蔽し続けて

きました。傲慢な関電の体質そのものです。このような関電に、危険な原発の運転を

続けさせるわけにはいきません。高浜3・4号のプルサーマルは中止すべきです。原発

運転継続のための使用済燃料の「中間貯蔵施設」や、サイト内乾式貯蔵の建設など

もってのほかです。

関電は再稼働のための審査を受けながら、裏では巨額の金品を受領していたのです。

原子力規制委員会は再三にわたり「電力会社のコンプライアンス、社会的責任と信

頼」を強調してきました。しかし関電は、これも踏みにじってきました。関電の「安

全対策工事」には、問題となっている地元下請け企業が関与していたことも明らかに

なっています。これらを重視し、高浜1・2号、美浜3号の老朽炉対策工事等、関電の

工事を全て即刻中止させ、関電の原発の審査も中止すべきです。稼働中の大飯・高浜

原発については、運転停止を命じるべきです。

経済産業大臣は、今回の金品受領の再調査を関電に命じました。しかし、関電が組

織する調査委員会では真相は闇に葬られてしまいます。今回の事件のみならず、大飯

原発・美浜原発でも同様の問題がないのか、調査範囲も拡大すべきです。徹底解明の

ため、原発に批判的な弁護士等を含めた公正な第三者委員会で調査し、その結果を全

て公表すべきです。監督官庁としての責任を果たすのは、関電の原発運転許可を取り

消すしかありません。

2019年10月2日

緊急署名呼びかけ団体:

ふるさとを守る高浜・おおいの会/ 福井から原発を止める裁判の会/ アジェンダ・

プロジェクト/ おおい原発止めよう裁判の会事務局/ グリーン・アクション/ 原

発なしで暮らしたい丹波の会/ 原発なしで暮らしたい宮津の会/ 原発を考えるびわ

湖の会/ 子どもたちに未来をわたしたい・大阪の会/ 脱原発はりまアクション/ 

脱原発へ!関電株主行動の会/ 七番めの星/ 避難計画を案ずる関西連絡会/ 美浜

・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)/ 原子力規制を監視する市民の

会/ FoE Japan/ グリーンピース・ジャパン

連絡先団体

ふるさとを守る高浜・おおいの会:福井県大飯郡高浜町小和田29-17 東山幸弘方

グリーン・アクション:

 京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952

美浜の会:

 大阪市北区西天満4-3-3星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581

原子力規制を監視する市民の会:

 東京都新宿区下宮比町3-12-302 TEL:03-5225-7213 FAX:03-5225-7214



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