はじめに・・・今期教科書改訂は更に危険な原発記述になる懸念があります。
原発は「国際社会と私たち」の分野で「資源・エネルギー問題」の一部に取り上げられているだけで、中学校3年生理科の「エネルギー」・「放射線」の分野の取り扱いに比べて小さく、各社とも記述は数行です。現在の教科書は2011年3月11日の事故直後にわずかな訂正を加えて発行されました。ここでは現在使用中の(つくる会系)「育鵬社」公民教科書の問題点を明らかにします。今年4月には「原発を重要なベースロード電源とする」という基本方針が閣議決定され、それに先だつ1月の教科書検定基準改定で「閣議決定などの政府の統一見解を教科書に記述する」ということになりました。これによって来年度の教科書は、育鵬社に限らず、今以上に安倍政権の原発推進政策に沿うものになることが懸念されます。
ここが問題!育鵬社版教科書
私達の会は、3年前より、原発事故による被災者の「大阪・保養の家」の運営、福島市内児童施設 への野菜や物品配送、「福島の今を語る講演会」「子ども被災者支援法」実体化への国会や府への行 動、大阪への移住者の住宅問題等・府への要請交渉‐など、3年前より取り組んでいます。
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