大阪市避難者数97人(2018年1月)が183人(2018年4月)に倍増しました。
今年2月、大阪市が大阪府を通じて復興庁に報告している避難者数に、市営住宅入居者しか入っていないことが判明しました。
大阪市危機管理室に問い合わせたところ、説明可能な確かな数を報告しているという返事でした。避難者登録をしているのに、人数漏れになっていることは問題なので、避難者情報システムの活用も考えてほしいと訴えました。
数日後、大阪市は正確な避難者数を確認するために、避難者情報シス テムを整理し、システム登録者に大阪市に住んでいるか、今後も避難者 として避難元からの情報を必要とするかを問う文書を郵送しました。 返送締め切りは3月9日でしたが、集約に時間がかかり、年度をまたいで4月に結果がまとまりました。
大阪市 避難者情報システムに基づく調査
発送数 286件(福島県86世帯 福島県以外200人)
そのうち宛名不明等で返送されたもの 144件
返信数 142件 今後避難者として情報が必要 87件
不要 55件
その結果 大阪市の避難者数は 87世帯 183人
(このうち大阪市営住宅に住む人は 44世帯 91人)
復興庁のホームページでは大阪府の避難者数が 2018年3月746人から、4月は84人増えて830人になっています。
全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数)
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