2021.04.28 13:16福井県知事が、今日40年超え美浜3号、高浜1・2号の再稼働に同意表明しました。 「避難計画を案ずる関西連絡会」の抗議声明です。以下、「避難計画を案ずる関西連絡会の抗議声明」 です抗議声明 福井県知事の40年超え老朽原発の再稼働同意に抗議する 5月末頃の原子炉起動を止めよう 福井県知事は本日(4月28日)、国内初となる40年超え美浜3号、高浜1・2号の 再稼働に同意を表明した。県民や周辺住民の反対や不安の声を踏みにじった表明 を断じて許すことはできない。 知事は昨日の経産大臣と関電社長との面談によって、「将来にわたって原子力 を持続的に活用していく」「安全確保に万全を期す」という「覚悟と決意」を確 認し、美浜・高浜原発で50億円の新交付金を得ることで同意した。住民の安全を 蔑ろにしている。 知事は、国と関電の「覚悟と決意...
2021.04.16 11:04シリーズ ① の補足です福島原発事故の初期被ばく線量は測定されていない。 小児甲状腺がんの多くは、原発からまき散らされた放射性ヨウ素を甲状腺が取り込んで発症します。放射性ヨウ素131は半減期が8日と短いので、初期被ばく線量が重要な鍵といえます。原発事故が起きて避難した人が避難所に入るためには、体表面の被ばく検査(スクリーニング)を受け、「基準値以下」の証明が必要です。原発事故前、その基準値は甲状腺がん発症リスクのある13,000cpm(甲状腺等価線量100mSv、cpm:1分間に放出される放射線数)に定められ、基準値を超えた人は甲状腺の内部被ばくを測定することになっていました。ところが、福島原発事故が起きたとき、基準値超えの人が続出し、避難が遅れるからと基準値が100,000...